ほんとに寒い季節になりました。もう直ぐ１２月、本格的な冬の到来です。しかし、寒い寒いと言う人間とは対照的に、実は犬にとっては良い季節です。
さすがに猛吹雪のど真ん中に犬を居させたらそれは辛いですが、大半の家庭犬のように屋内に居たら、犬はまったく大丈夫です。それどころか遊びや運動ににちょうど良い季節なんです。寒さを感知すると犬の体は被毛の量や被毛の寝かせ具合などでちゃんと体温を調節できるように出来ています。それなのに暖房を効かせ過ぎたり、更にその上に服を着させると、本来の犬の自律神経や適応機能が正常に働かなくなってしまいます。
そうなってしまった犬は、寒い時期の散歩を嫌がります。寒さに適応する準備が出来ていないのだから当然と言えば当然です。そして社交性が落ち、ストレスがたまり問題行動を起こす・・
そういうことから、全て犬のしつけはつながっているのです。ですので、飼い主の勝手で「寒いから・・」などと言って外の散歩を怠けるのは、問題行動の発生原因を自分で作ってしまっているわけです。
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