公認の印がなく、特定の目的や容姿を得るための交配ではない犬を、ミックス犬MIX、雑種犬、マットなどと呼んでいます。
ミックス犬(雑種犬)は「純血種のような価値がない」と見下される場合がありますが、とんでもありません。
ミックス犬(雑種犬)はとても従順、優秀で健康です。無計画な交配により生まれたために、きちんと世話やしつけがされなく、野生化したイメージなどがあるため、ミックス犬(雑種犬)は野蛮で劣っていると見られますが逆です。
純血種と同じ環境下で飼育・しつけされたなら、ミックス犬(雑種犬)は素晴らしいコンパニオンドッグになります。
ミックス犬(雑種犬)は遺伝子の多様化により、突出した欠点がなく適応力に優れ、性格も穏やかで従順です。
そしてミックス犬(雑種犬)は純血種にありがちな遺伝的疾患のリスクが大幅に減少します。
失明、心臓疾患、股関節形成不全、皮膚疾患などです。
ミックス犬(雑種犬)を飼う上で気になるのが、成長した際の容姿や大きさが、子犬の段階で解らないということです。
例えば両親が大型犬と小型犬のミックス犬だった場合、大きい体になるのか、小さい体になるのか、中型なのか解らないのです。
仮に年の違う兄弟がいたとしても、その兄弟とは違うミックス犬(雑種犬)になる可能性も大いにあります。どんな成犬のミックス犬(雑種犬)になるのか想像する楽しみもありますが、もしどんな容姿に成長しようとも同じく愛情を注いでほしいと思います。
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