昔話では、雪山で遭難した人をこのセント・バーナードが助けたという話があります。本当かどうかは不明ですが、そんな優しく力強いイメージが定着している犬種です。スイスのベルナール修道院では1600年代から繁殖させ、けん引作業用に利用しています。
歴史: 基になっている犬は、ローマの軍隊が通過中に連れてきたアルペン・マスティフと言われています。その昔は攻撃的なショートコートの犬で、一時は絶滅しかけましたが、ニューファンドランドとグレートデーンを交配に混ぜ、セント・バーナードは復活しました。一般的にこの犬種が世界に知れたのは、1865年のことでした。
原産国:スイス
創出された年代:中世
平均寿命:約11年
基本的な性格:優しく人なつこい。のんびり屋でマイペース。
基本的な飼い方:十分な運動と、広いスペースが必要。食費もかかる。都会で飼うのは向かない。
体重:50〜90kg
体高:60〜70cm
頭部:頭蓋は大きく、マズルは短め。顔にシワが多い。鼻の幅が広い。
目:濃い茶色。寄り目で垂れ目で親しみやすい。
耳:三角形の比較的大きな垂れ耳。
ボディ:全体的にバランスが良い。肩が力強く筋肉質。背中の幅がまっすぐ。
被毛:ショートヘアードとロングヘアードの個体がいる。どちらも被毛は滑らかで密生し、耐寒性が高い。
尾:わずかに上にカールしている。幅広で力強い。
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