物静かで気難しいテリアは、原産地のイギリスよりも北米で人気があります。アメリカのフランクリン・ルーズベルト 大統領は、ペットのファラを連れて旅行しました。ウォルト・ディズニーは映画の中で、このスコティッシュ・テリアの紳士的なイメージを不滅のものにしました。小型の動物を追って地中のトンネルを通過できるような体型をしていますが、現在では主にコンパニオンドッグとして飼われています。また独立心、自制心も強いので立派な番犬にもなります。
歴史: その名にもある通り、スコットランドのウエスタン・アイルズの土着犬を基に交配されました。その後、1800年代の半ばにアバディン地方で選択育種が行われました。
原産国:スコットランド
創出された年代:1800年代
平均寿命:約14年
基本的な性格:独立心があり気が強い。感受性が強いが自制心もしっかりしている。
基本的な飼い方:あまり運動量は必要としないので都会向き。被毛が長いのでブラッシングとカットはマメに必要。
体重:9〜10kg
体高:25〜28cm
頭部:頭蓋は平坦で長い。鼻が大きい。
目:濃色の小さいアーモンド形。まゆ毛が非常に長く、放置すると目を覆ってしまう。
耳:ピンと少し弓なりに立つ耳が可愛い印象を与える。
ボディ:被毛が長いので、外見は優雅な印象だが、非常に筋肉質でがっしりしている。胸板が特に厚く強靭。
被毛:色はブラック、ウィートン、ブリンドル。粗い上毛は長く、密生しているので手入れは欠かせない。
尾:比較的長め。飾り毛は意外に少ない。
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