ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはその頑丈な体を活かし、19世紀までイギリス全土で牧羊犬として利用されました。馬車などの荷車を市場まで連れて行くのがコーギーの役割でした。体高が低く勇敢なコーギーは、家畜のひづめに踏まれないよう避けながら、カカトをなめることによって、家畜の進行方向をコントロールしていました。コーギーのこのスタミナ、すばらしい仕事ぶりが今日の優秀なワーキングドッグであるコーギーを作り上げました。現在もコーギーは現役で仕事で活躍しています。ただ最近では人なつこく、機敏なコーギーは家庭犬として飼われるほうが多くなりました。
歴史: ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、920年にはすでにイギリスに存在していたという証拠が古代の記録に残っています。一説にはイギリス国王ヘンリー1世によってイギリスに招かれたフラマン人移住者が、コーギーを連れてきたと言われています。
原産国:イギリス
創出された年代:900年代
平均寿命:約14年
基本的な性格:コーギーは従順で活発な家庭犬です。自尊心も強いので、しつけをしっかりしないと噛みグセあり。
基本的な飼い方:肥満になりやすいコーギーは、しっかり運動と食事量の管理を。ブラッシングもある程度必要。
体重:11〜14kg
体高:25〜31kg
頭部:耳が大きいのでキツネのような印象も。首が太く頑丈。顔が知性的で凛々しい。
目:茶色、中型の楕円形。
耳:大きく、若干丸みを帯びている。
ボディ:がっしりと非常に強靭で、体高が低い。
被毛:直毛で、中間的な長さ。下毛が密生して耐寒性が高い。
尾:自然な長さと被毛。上下動が多い。
>> 犬のしつけ本がパソコンで今すぐ読める dog-life-big.biz